-Operetta Collection-

”音楽と物語を指先にまとう”

オペレッタとはイタリア語で小さなオペラを意味します。

歌や台詞、踊りからなる歌劇は、
華やかで、少し皮肉で、時に切なくて...
人生の一瞬のきらめきが詰まったようなオペレッタの名作達。

そんな物語の余韻を、ジュエリーとして表現しました。
それぞれの作品の世界観に合わせて
宝石と花を選び、小さな指輪の中で物語を表現しています。

宝石に光を取り込む窓はオペラ劇場の入り口を模してアーチ型に、
彫りの部分から伸びるアーム部分には、オペレッタの大切な要素である音楽を表現するため楽譜の五線譜をイメージしデザインしています。

『天国と地獄』

「天国と地獄」（ジャック・オッフェンバック）
Orphée aux Enfers｜1858年

神話の竪琴弾きオルフェオと愛する妻エウリディーチェの悲劇を
ひっくり返し風刺的に描いた音楽劇。
2人はお互いに冷め切った夫婦のオルフェとウーリディスに変わり、
ギリシャ神話の神々がドタバタ騒ぎを繰り広げ地獄に集まり大パーティ。
痛快なハッピーエンドで描かれる風刺と自由のオペレッタ。

stone
合成アレキサンドライト

物語の舞台“天国-現世-地獄”を変化する色で体現。
アレキサンドライトは自然光と人工光で緑~赤に変化する神秘の石です。
欲望のままに神秘を作り出す人の欲深さと楽しむ力。
神秘と欲望、そして自由を人工石で表現しています。

flower
ストレリチア（極楽鳥花）「自由」「喜び」「パラダイス」

極楽鳥の鮮烈な羽のような花姿から“極楽鳥花”の名を持つ花。
本当の楽園は天国ではなく、地獄でこそ人生が開かれていくという
意味を込めて。
その対比として片側には何も装飾せず、天国の空虚な退屈さを表現しています。



material
K10/K14/K18